お借入れの前にお読みください

ヤミ金融には十分ご注意ください

貸金業を営む者は、主たる営業所等の所在地を管轄する財務局長または都道府県知事の登録を受けなければならないことになっています。借入れをする場合には、当該業者の登録の有無を確認し、登録の確認ができない業者からは、絶対に借入れをしないでください。無登録業者の中には、その商号中に「バンク」、「信託」などという紛らわしい文字を使用している業者も見受けられますので、十分にご注意ください。
株式会社善木は大阪府知事の登録を受けた正規の貸金業者です。

ヤミ金のこんな手口に気をつけてください

「給与ファクタリング」という罠

「給与ファクタリング」などと称して、個人(従業員)が使用者に対して有する賃金債権を買い取る業者がいます。貸金業登録を受けていないヤミ金融業者が行う「給与ファクタリング」では、法定金利の数百~千数百%にもなる法外な利息を支払わされたり、大声での恫喝や勤務先への連絡といった違法な取立ての被害を受けたりする危険性があります。また「給与ファクタリング」の利用により、本来受け取る賃金よりも少ない金額しか受け取れなくなるため、経済的生活がかえって悪化し、生活が破綻するおそれがあります。

携帯電話で勧誘してくるのは悪質業者

プリペイド式携帯電話やダイレクトメールで融資の勧誘を行い、銀行口座振込により超高金利で金銭を貸付ける業者は利用しないでください。取立ても銀行口座を利用し、支払いが遅れると携帯電話で暴力的な言葉により厳しい取立てを行なう悪質な業者です。

「乗ったまま借りられる」という甘い言葉

「車に乗ったまま融資」などという電柱のビラ広告も危険です。その手口は、まず、車の売買契約を締結して債権者(金融業者)の所有とし、売買代金を融資します。そして、リース契約を結び債務者に車をリースするという形にします。このリース料金が実質的な「高利な利息」となり、これを払い続けることになります。「車に乗ったまま」と言っても、車の名義は債権者に変えられていますし、合い鍵も作成していますので、滞納などがあるとすぐに車を持って行かれてしまいます。

たいへん悪質な「年金担保金融」

「年金を担保に融資を行います」「年金立替」などと広告を掲載し、お年寄りから言葉巧みに「年金証書」「振込通帳」「印鑑」などを取り上げ、融資をします。その後、この証書を使って金融業者が年金を受け取ります。また多くの場合は完済した後も「年金証書」などを返還せずに年金を奪い続けることもあります。ちなみに年金を担保に融資を受けることは法律上禁止されています。 

ヤミ金を利用してはいけない理由

契約方法が悪質

悪質な契約を迫られることがいいのがヤミ金の特徴です。特に白紙の委任状は絶対に書いてはいけません。もし白紙の委任状にサインをしてしまうと、後からヤミ金業者に都合の良いように内容が書き換えられてしまいます。たった一度でもヤミ金を利用してしまうと、あなたの個人情報は一生、ヤミ金業者に利用されることにもなりかねません。

取り立ても悪質

ヤミ金を契約する際には、さまざまな個人情報の提示を求められます。そして、返済が困難になったときには、ヤミ金業者は個人情報を利用して悪質ないやがらせと取り立てを行います。それは、家族や勤務先などあなたの周りの人に迷惑をかけることになります。また、ヤミ金の取り立ては警察を呼んでも収まらないことがあります。

返済能力以上の金額を融資する

ヤミ金は審査が甘かったり無審査の場合が多いので、ほとんどの人が借りることができます。そして、通常の金融機関では貸してはくれないほどの金額を貸してくれるのです。なぜ返済能力のない人にそのようなお金を貸すのか?その目的は利息にあります。最初により大きい額の金額を融資すればするほど、後でより多くの利息を請求することができます。ヤミ金業者の目的はより多くの利息をむしりとることにあるからです。

法定外の金利を要求する

日本には利息制限法という法律があり、借金の額によってかけられる利息の割合は決められています。具体的には以下の通りです。
元本額が10万円未満の借金→年20%まで
元本額が100万円未満の借金→年18%まで
元本額が100万円以上の借金→年15%まで
ヤミ金の利息は、この法律で定められた利率を超えています。ヤミ金での利息を表す言葉として「トサン」や「トゴ」と呼ばれるものがあります。それぞれの意味は、トサンが「10日で3割」、トゴが「10日で5割」です。10日で30%ということは、年1,080%という非常に法外な利息なのです。